広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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親子ワークショップ「小さな花タイル」を開催しました

更新日:2021年4月4日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

こんにちは!

暖かくなり、いろんな花々が鮮やかに咲き始めていますね。

当館でも、花を描いた作品をたくさんご覧いただけます。

同じバラでも細かく描写されていたり反対に抽象化されていたり、表現の方法は様々です。

今回はこの花の「形」に着目して、親子で花模様のタイルを作りました。

 

まずは、絵に中にどんな形が隠れているか探します。

三角がたくさん集まってできた花、ハートが散りばめられた花、まんまるの花・・・

いろんな形を見つけることができました。

 

 

 

花は一見すると様々な形をしていますが、よくみると規則性があります。

花びらの形や枚数に着目すると、花の特徴を捉えやすくなるのではないでしょうか?

 

 

 

 

花の模様は、いくつかの形のスタンプを使って描きました。

絵の中にも実際の花にも登場する形です。丸や三角、ハートなどなど・・・

 

これらを組み合わせていくと、どんな花ができるでしょうか?

 

 

 

 

ぺたぺたとスタンプを押して作っていきます

 

 

 

 

4枚を合わせると、一つの花が出来上がるという面白いデザイン。

 

 

 

 

そして完成したものがこちらです!

 

 

 

 

実物の花と比べてみると、よく特徴を捉えているのが分かりますね。

 

 

 

 

四隅に模様をつけると、よりタイルらしい表情になりました。

 

 

 

 

規則的に形を配置すると、なんだか植物のように見えてくるから不思議です。

 

 

 

 

 

 

魚を描くと、水の中の植物に早変わり!

 

 

 

 

こんなふうに9枚のタイルを組み合わせて・・・

 

 

 

大輪の花が出来上がりました!

 

 

 

  

 

 

タイルは本来陶器で作られていますが、今回は木のタイルを作りました。

実は、かまぼこ板を正方形に切って磨いて塗装したものです!

手軽に作れるので、いろんな花々をデザインして図鑑のようにしても面白いですね。

 

子どもたちがデザインした花々を見て、春を満喫できた時間でした。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップ「あたたかなオーナメント」を開催しました

更新日:2021年1月7日(木) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

新年あけましておめでとうございます!

さて、昨年12月に開催したワークショップの様子をお伝えします。

恒例の羊毛フェルトを使ったオーナメント作りです。

 

 

 

「あたたかなオーナメント」というタイトルと、材料のふわふわとした羊毛にちなんで、

まずは 「あたたかい」 と 「やわらかい」 を展示作品の中から探しました。

あたたかい服、あたたかい気温、

それから、やわらかい鳥の羽、やわらかい光・・・

両方の言葉には様々な意味が含まれていますね。

 

 

 

そしてオーナメント作りの始まり。

フワッフワの羊毛。さわるととても気持ち良いです。

まずは好きな色を選びます。

 

 

 

このように専用の針をチクチク刺して、羊毛を縮れさせていきます。

 

 

 

 

根気強く針で刺していくと、綺麗なフェルトのボールができていきます。

指を刺さないように慎重に・・・!

 

 

 

 

いろんな色の羊毛を使って模様をつけました。

 

 

 

 

キラキラのビーズも貼り付けました。

だんだん華やかになってきましたね!

 

 

 

 

どんなオーナメントが出来上がったのでしょうか?

 

ピンクと赤と水色と、可愛らしくて元気になる色使い。

大好きなアイドルを応援するために作ってそうです!

 

 

 

まるでリボンのドレスを着ているようなオーナメントや、

 

 

 

 

いろんな色のビーズが散りばめられたオーナメントもできました。

 

 

 

 

 

 

サンタクロースのオーナメントも。

真っ赤なリボンもついていて、クリスマスツリーによく合いそうです。

 

 

 

 

完成したオーナメントを見て、あたたかい気持ちになれました。

お部屋に飾って、寒い冬を楽しんでもらえますように!

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

ワークショップ「小さな風景」を開催しました

更新日:2020年11月28日(土) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

秋も深まってきました。

地面にはどんぐりが転がり、様々な色やかたちの枯れ葉も舞う季節です。

今回のワークショップでは、身の回りの草木や石ころを木や岩に見立てて

「小さな風景」を作りました。

 

 

どんな風景にしようかな?

公園? 自然が広がる原っぱ? 

はたまた海の近く? 山奥の化石採掘場・・・!?

 

 

材料は小枝や枯れ葉、転がっている石ころ。

貝殻やコルクも使いました。

 

 

スポンジにサクサクと枝を刺していきます。

小さな枝でも、小さな箱の中に入ると、なんだか大きな木に見えてきませんか? 

  

 

 

枝をつなぎ合わせると、はしごや線路も作れます。

小さな石ころも、人間が腰を降ろせそうなできそうな大きな岩になりました。

  

 

 

 

全ての材料が、様々なものに早変わり!

私たちも「なるほどー!」と思ってしまうアイデアがたくさんありました!

 

 

 

 

完成した「小さな風景」をご紹介します!

まずは公園をイメージした風景。

 

 

 

砂場があったり、遊具があったり、

お墓があったり!

 

 

テーブルと椅子でゆっくり休めそうですね。

 

 

 

こちらは「尾道」の風景なのだそう。

海があり、奥に建物がぎっしり建っている様子がそっくりです。

 

 

 

風景の中には登場人物もいます! 

 

 

 

 

化石の採掘場です。

左側の崖には、ちゃんと化石(貝殻)が埋まっているんですよ!

自家発電用にソーラーパネルやパラボラアンテナもあります。

 

 

 

 

こちらは材料の形の面白さが伝わります。

軽やかな風景ですね。

 

 

 

 

 

 

ぜひこの風景の中に入り込んでみたいと思ってしまう作品がたくさんできました。
 
参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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