広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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『親子で楽しむおはなしとバレエ』 を開催しました

更新日:2017年8月19日(土) 【コンサート】

先月の日曜日、チェンバロミュージアムコンサート『親子で楽しむおはなしとバレエ』を開催しました



当館で定番となっているチェンバロミュージアムコンサートを、

今回は夏休みにあわせて、大人から子どもまで楽しめるよう、

わかりやすいお話を交えたコンサートとして企画しました。

 

チェンバロは小田郁枝さん、バレエは大古美織さんです。


今から約300年前、宮廷文化が花開いた頃の音楽の歴史について、

スライドを使って紹介しながら音楽とダンスをお届けしました。


 

 

 

民謡の踊りから宮廷のダンスになったおなじみ「アマリリス」、

女王エリザベス一世が好んだ音楽や、太陽王と呼ばれたルイ14世が愛したダンスについて、

イギリスやフランス、ドイツなど様々な国で活躍した作曲家たちについて、などなど

物語を聞いてから演奏されるチェンバロの音色に、当時のイメージがふくらみます。




モーツァルトの「おもちゃのシンフォニー」では、

鳥笛やマラカス、リコーダー、トライアングルなども登場。

にぎやかな音色で雰囲気を盛り上げてくれました。


 

大古さんの凛とした佇まい、優雅なダンスに大人も子どももうっとり。

まさに暑さを忘れるひとときとなりました。


 

ご出演いただいた方々、ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。


 

次回のチェンバロミュージアムコンサートは

10月22日(日)

『サクソフォンとチェンバロの響き』

 

 

一昨年にも出演いただいた山下雅也さんをお招きして、約90分のプログラムでお届けします。

ヘンデルのヴァイオリン・ソナタや、バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタなどが、サクソフォン版にアレンジしてチェンバロとともに演奏されます。

聴き応えたっぷりのコンサートになると思います。どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

チェンバロミュージアムコンサート「響き合う弦 3つの楽器」

更新日:2017年7月8日(土) 【コンサート】

 

こんにちは。

梅雨の合間の日曜日、チェンバロミュージアムコンサート「響き合う弦 3つの楽器」を開催しました。

今回はマンドリンの佐古季暢子さん、ギターの中村浩二さん、チェンバロの小田郁枝さん3名のアンサンブル。

この3つは、すべて弦をはじいて音を出す、撥弦楽器(はつげんがっき)です。

ソロも含めた計11曲のプログラムでした。


 

ギターはおなじみの楽器ですが、アコースティックの響きはまた特別ですね。

涼やかなチェンバロの音色と比べると、意外なほど柔らかく滑らかで新たな魅力をもって聴こえてきました。


 


初共演となるマンドリンは、イタリア発祥の楽器です。

しかし現在では、日本とドイツが 一二を争うマンドリン大国とのこと!

その音色は表情豊かで、どこか懐かしくも感じられました。

 


 

 

スカルラッティ、ヴィヴァルディ、カラーチェなど、イタリア人作曲家ならではの

明快でリズミカルな楽曲も多く、聴いているだけで元気をもらえるようでした。

 


凛としたマンドリン、柔らかなギター、きらびやかなチェンバロ、

それぞれ特徴を持つ楽器たちが、見事な調和で奏でられ、

弦の響きにたっぷりと浸る時間となりました。


ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。


次回のミュージアムコンサートは

7月30日(日)『親子で楽しむ おはなしとバレエ』



ヨーロッパのお城で踊られたメヌエットはどんな踊りだったのでしょうか。

音楽についてのわかりやすくお話して、音楽にあわせたバレエのダンスをお届けします。

 

子どもさんと一緒に楽しめるように企画しています。

夏休みのお出かけに、ぜひお気軽にご参加ください◎

 

 

 

チェンバロミュージアムコンサート「春のアンサンブル」

更新日:2017年5月7日(日) 【コンサート】


こんにちは。さわやかな新緑が気持ち良い季節になりましたね。



4月のチェンバロミュージアムコンサートの様子をお届けします。

今回はリコーダーの佐伯紀枝さん、チェンバロの小田郁枝さん、お二人の演奏です。


 

 

リコーダーといえば、ほとんどの皆さんが学校時代に習った、最も身近な楽器のひとつですね。

本来のリコーダーは、バロック時代にチェンバロとともに花形だった古楽器です。


 


学校のものはプラスチック製ですが、当時は象牙でできたものや、宝石などで装飾を施したものもあったそうです。

もちろん、素材によって響きが変わり、木でできたものは特に温度や湿度にも敏感で、

シンプルだからこそ、とてもデリケートな楽器だそうです。


 


また、その音色が鳥の鳴き声に近いことから、

『恋のうぐいす』『ナイチンゲール』など

鳥をモチーフとした曲で、鳴き声のようなメロディーを奏でることも多いそうです。

コンサートでも可憐な響きがとても印象的でした。


 

 

またドラヴィーニュの『花々』より、リコーダー2本のための曲を、チェンバロとのアンサンブルにアレンジしたり、

チェンバロのソロではラモーの『三つの手』や『サラバンド』など、

開催中の展覧会【フランスの画家たち】にちなんで、フランスゆかりの作曲家たちの楽曲も多数演奏されました。

 



春にぴったりの、優しい音色をお楽しみいただけたでしょうか。

ご参加いただいた皆様、奏者のお二人に感謝申し上げます。



次回のミュージアムコンサートは

6月25日(日)『響きあう弦 3つの楽器』

 

 

 

 

ギターとマンドリン、チェンバロ、形は違えど、3つとも弦を弾いて音を出す仕組みの楽器です。

そしてマンドリンとチェンバロの共演は、当館では初めて! 

皆様どうぞご来場ください。

 

 

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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