過去の展覧会
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コレクション プラスエコール・ド・パリ
2010年9月22日(水)~12月26日(日)


会期
- 2010年9月22日(水)~12月26日(日)
開館時間
- 9:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日
- 月曜日(祝日の場合翌日)
主催
- なかた美術館
後援
- 尾道市・尾道市教育委員会
尾道ケーブルテレビ株式会社
尾道エフエム放送・エフエムふくやま
株式会社山陽日日新聞社
株式会社啓文社 料金
- 一般:500円
中学・高校・大学生:100円
団体(20名以上)など割引:300円
19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリにはカフェやバー、キャバレーや劇場が建ち並び、ファッション・文学・絵画などの様々な文化と、華やかな流行の最先端でした。
当時の画家を志す青年達は、ヨーロッパ各国を始め、アメリカ、日本など、世界中からパリに集いました。
「エコール・ド・パリ」(パリ派)とは、パリを中心に同時代に隆盛したキュビスム、フォービズム、シュルレアリスムなど、特定の運動に属することなく、独自の表現を追求した多くの画家たちの総称です。
彼らは、様々な主義の画家たちも含めて交流し、刺激し合いながら、自由に創造の世界を広げていきます。
主に活躍したシャガールや藤田嗣治、キスリングなどは、パリにおいては異邦人であり、故郷をモチーフにしたり、オリエンタルな表現を取り入れることで、それまでにない個性的な制作を展開しました。
またパリ生まれながら、特定の主義に拠らないという点で、私生児であったユトリロ、女性らしい感性で活躍したローランサン等の存在も忘れられません。
大きな潮流に流されることなく、個々の輝きを放つ画家達が織りなした、鮮やかな絵画世界をご堪能下さい。