スタッフブログコンサート
「クリスマスに歌う」
更新日:2012年12月23日(日)
毎日寒いですが、いよいよクリスマスがやって来ますね。
どこへ行ってもキラキラしていて、大人になっても、やっぱりわくわくします。
併設レストランのロセアンも、今日から限定のノエル・メニューです。
そして美術館では、ミュージアムコンサート「クリスマスに歌う」を開催しました。
ソプラノの佐藤祥代さん、リコーダーの内山喜与香さん、チェンバロは小田郁枝さんを招いて。
日本では、学校の授業で親しまれているリコーダーですが、単純なようで難しく、「歌う楽器」とも言われています。
実はとても長い歴史を持つ楽器で、特にルネサンス期やバロック期には盛んに演奏されていました。
今回持ってきていただいたのはアルトリコーダーとソプラノリコーダー。
アルトは黒檀、ソプラノはローズウッドで作られているとのこと。
音域だけではなく、音の印象がかなり違うのですが、素材によって変わっているのだそうです。
温かみのあるアルト、清らかなソプラノ、どちらも魅力的です。
そして今回は久しぶりの歌も。
高らかに響く歌声によって、曲の世界に包み込まれるようでした。
詞が加わることで、想像もふくらみます。
クリスマスの歌や冬の歌を中心にお届けしました。
また発音が難しいとされる日本の歌も。
琴に似たチェンバロの音色と日本の歌は、よく合います。
冬の澄んだ空気に、気持ちよい音楽がたっぷり響いて、とても素敵な時間でした。
お越し頂いた皆様どうもありがとうございました!
次回は4月です。また近づいたらお知らせしますね。
さて、美術館では「15周年記念なかた美術館コレクション 『人と自然への礼賛』」がスタートしています。
人物が描かれた作品や、作家の思いが強く感じられる作品、コレクターが特に愛した作品を展示しています。
絵を通して、人と人がつながるような展覧会になったらいいな、ということで、nakata Labs(なかたラボ)のほうも色々と企画していますので、ぜひ展覧会のページをチェックしてみてください。
もちろん、オススメのデザート&ドリンク&観覧料のセットもご用意しています!
焼き立てのワッフルと、コレクターの中田氏が好きだった洋梨の、自家製コンポート。
キュビスムっぽい顔のデコレーションは、作るスタッフによって微妙に表情が変わります(笑)
ぜひティータイムに合わせてご来館くださいね。
明日はワークショップも。
作品の中の人物や描いた作家へ、封筒と手紙を作って送ります!
大人から子どもまで。お気に入りのペンや色鉛筆を持ってきて下さいね。
皆様も、素敵なクリスマスをお過ごし下さい♪