スタッフブログnakata Labs なかたラボ
「見せるだけのプレート」開催しました。
更新日:2013年5月19日(日)
今日は、nakata Labsのワークショップ「見せるだけのプレート」を開催しました。
講師は、作家の白水麻耶子さん。
普段は絵を描いたり、ブローチなどをつくっておられます。
物語を感じさせる、深い色彩とゆらめく形が特徴の作品と、
同様に、お人柄も優しくてあたたかです。
今日はまず、イメージをふくらませるためのスケッチから。
お皿の大きさを紙にうつしとってから、展示室の中で見つかる形を描き留めていきました。
描かれた花や器、船や人、その背景や、何かの影。
画家たちが使ったさまざまな色や線。
額縁の装飾や、窓から見える木々などなど・・・。
心にとまったものをスケッチすることで、手をやわらかく動かして、体をあたためます。
ウォームアップが終わったら、お皿に絵の具で描いていきます。
みなさん、意外なほどに、ぐいぐいと筆が進みます。
紙と違って、硬くてしっかり頼りになる立体物ですし、
上下やすみっこのない、丸いかたちなのが良いのでしょうか。
こうしたワークショップでは毎回そうなのですが、
大人のみなさんの集中力は、ほんとうにすごい!
黙々と・・・
ただ黙々と・・・とぎれることなく、集中して手を動かしていらっしゃいます。
ごらんください、この密度の高さ!
絵の具を重ねたり、削ったり。
表ができたら、ひっくり返して裏側にも描いていきます。
こちらは何故か、チーズケーキとドーナツと時計。
仕上げにコーティングして完成!
思い思いに彩られた鮮やかなお皿たちを、本当に食卓に飾ってみました。
みなさん集中しすぎていたので、このとき初めて、お互いの作品を見せ合いっこ。
どれも、それぞれ違った魅力があって、いいなあ!すごーい!と声があがります。
本当にすばらしい力作揃い!
お皿も、みなさんの表情も、とっても輝いて見えました。
素晴らしい時間となりました。
お越し下さったみなさま、白水さん、どうもありがとうございました!
白水さんは来月、東京で個展をひらかれます。
「白水麻耶子 個展 大きな湖への扉と 小さな湖への扉」
6月18日(火)〜6月29日(土)
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!