スタッフブログコンサート
「スペインのフォリア チェンバロと弦の響き」を開催しました。
更新日:2013年10月27日(日)
尾道は気持ちよく晴れましたが、空気はひんやり。
一段と秋が深まったような感じですね。
さて、本日開催したミュージアムコンサート「スペインのフォリア」の様子をご紹介します。
今回のご出演は、バロックヴァイオリンの上野美科さん。(なかた美術館コンサートは二回目です)
ヴィオラ・ダ・ガンバの河本基實さん。チェンバロの小田郁枝さんです。
今回の上野さんのバロックヴァイオリンは、1600年代後半のドイツのもの!
ということで、そのヴァイオリンで奏でられたのは、同じ時期と国で活躍したビーバーの「ロザリオソナタ」と「描写ソナタ」です。
「描写ソナタ」は、ニワトリやナイチンゲールなど、たくさんの動物の鳴き声を描写するメロディーが織り込まれている、
とても親しみやすい曲です。
特に猫の「にゃ〜〜お」と伸ばすような声や、蛙の「るるるる・・・」という声はそっくり!!
それが、しっかりと音楽になっているので不思議です。
そして、タイトルにした「フォリア」とは、16世紀初めにスペインで生まれた舞曲のこと。
コレッリ、ダングルベールなど多くの作曲家がフォリアを手がけていますが、なかでもマレが作曲した「スペインのフォリア」はフォリアの代表曲。
チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバの組み合わせは、まさに当時フランスの宮廷で、フォリアなどを奏でていた、定番のコンビです。
ガンバの音色は、チェロよりも低い音域だそう。うねるように響いて、とても心地よい音です。
チェンバロとヴァイオリンが時に楽しく、時にドラマティックに、メロディーを奏で、それをヴィオラ・ダ・ガンバが包み込みます。
ジャズをはじめ、音楽を愛する佐野ぬいさんの作品も、
アコースティックの音を浴びて、生き生きとしているように見えました。
出演のお三方、お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました!
次回は、いよいよクリスマスです!
12月22日(日)
アンサンブル 青と光のクリスマス
をお送りします。
詳しくはコンサートのページをご覧下さい。