スタッフブログnakata Labs なかたラボ
nakata Labs「うつわと暮らす」
更新日:2014年3月16日(日)
ぽかぽか春らしいお天気でしたね。
今日はnakata Labsのワークショップ「うつわと暮らす」を開催しました。
陶房CONELの大槻さんと一緒に、器をつくりました。
まずは展示している絵画を見ながら、花器や、果物、風景など
画面に描かれたさまざまな形や模様などをスケッチをしながら、イメージをふくらませます。
そして実際に土を形にしていきます。
粘土をのばした板を組み立てる「板作り」
玉をくぼませて、すこしづつ薄くのばしていく「玉づくり」
粘土のひもをぐるぐると積み上げていく「ひもづくり」
それぞれが作りたい形に合わせて、色んな技法を教えてもらいました。
彫ったり、合体させたり、細かい模様をつけていったり・・・。
土に触れた手が自然と動いて、生き生きとした形や模様が生まれていきます。
みるみるうちに形ができて、気がつけば、あっという間に時間が過ぎていました。
完成した形は、ひとつひとつがとても個性的。
たくさんの方が参加してくださったので、とてもバラエティに富んでいて、それも面白かったです。
こちらは、まさに「花のある家」!
反対側の屋根が開いていて、花を生けることができるお家の器です。
こちらはヴラマンクが描いた静物画の果物が元になった形。
絵画の中と同じように、ふたつ作られています。
愛嬌たっぷりです。
こちらはなんと、大槻さんが今日はいていたスカートからイメージされた形。
本当に風にふかれているようです。
ワンピースのような形。リボンや袖の形も細かく作られています。
難易度の高そうな形ですが、しっかりと立っています。
絵本に出てきそうな切り株です。
この後、キノコも追加されていたのを撮り逃してしまいました・・・!
モダニズム建築っぽい、格好いい器です。
無骨な形が、花をよく引き立てて見せてくれそうですね。
こちらは縁が波形で、器そのものが花のよう。
かすかな模様がちりばめられています。
みなさんの細かい作り込み、構造の面白さ、可愛らしいモチーフ・・・
粘土で生み出される表現の豊かさに、改めて驚きました。
この後の行程は、大槻さんにお願いしているのですが、仕上がりがとても楽しみです。
またブログでご紹介しますね。
楽しい時間でした。
参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました!!
大槻さんの陶芸の工房&ショップ「陶房CONEL」は、
尾道の斜面地にあります。http://conel.blog.fc2.com/
とっても素敵な空間なので、ぜひみなさん訪ねてみてくださいね。