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チェンバロミュージアムコンサート「響き合う弦 3つの楽器」
更新日:2017年7月8日(土)
こんにちは。
梅雨の合間の日曜日、チェンバロミュージアムコンサート「響き合う弦 3つの楽器」を開催しました。
今回はマンドリンの佐古季暢子さん、ギターの中村浩二さん、チェンバロの小田郁枝さん3名のアンサンブル。
この3つは、すべて弦をはじいて音を出す、撥弦楽器(はつげんがっき)です。
ソロも含めた計11曲のプログラムでした。
ギターはおなじみの楽器ですが、アコースティックの響きはまた特別ですね。
涼やかなチェンバロの音色と比べると、意外なほど柔らかく滑らかで新たな魅力をもって聴こえてきました。
初共演となるマンドリンは、イタリア発祥の楽器です。
しかし現在では、日本とドイツが 一二を争うマンドリン大国とのこと!
その音色は表情豊かで、どこか懐かしくも感じられました。
スカルラッティ、ヴィヴァルディ、カラーチェなど、イタリア人作曲家ならではの
明快でリズミカルな楽曲も多く、聴いているだけで元気をもらえるようでした。
凛としたマンドリン、柔らかなギター、きらびやかなチェンバロ、
それぞれ特徴を持つ楽器たちが、見事な調和で奏でられ、
弦の響きにたっぷりと浸る時間となりました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
次回のミュージアムコンサートは
ヨーロッパのお城で踊られたメヌエットはどんな踊りだったのでしょうか。
音楽についてのわかりやすくお話して、音楽にあわせたバレエのダンスをお届けします。
子どもさんと一緒に楽しめるように企画しています。
夏休みのお出かけに、ぜひお気軽にご参加ください◎