スタッフブログ子どもと美術館
第10回『子ども学芸員の旅』に行ってきました
更新日:2017年8月10日(木)
こんにちは。
夏休みが始まったばかりの先月27日と26日、
今年でとうとう10回目となる『子ども学芸員の旅』を開催しました!
この旅は、尾道市内の小学生たち約50人と一緒に、市内の美術館・博物館をめぐるバスツアーです。
・平山郁夫美術館
・耕三寺博物館
・圓鍔勝三彫刻美術館
・尾道市立美術館
・MOU尾道市立大学美術館
・本因坊秀策囲碁記念館
と、当館も含めた7つの文化施設をめぐって、作品を鑑賞したり、ワークショップを行う、盛りだくさんの一泊二日です。
当館での様子をご紹介しますね。
ワークショップのタイトルは『手ざわりの標本』
絵画の手ざわりを想像しながら、じっくり観賞していくワークショップです。
絵画を、テーマや描かれたモチーフ、作家についての知識などから見るのではなく、
あえて、その表面だけを見てみようという試みです。
そのために準備したのがこちら。
手ざわりの見本です。
布、木、紙、石など、様々な質感の素材を用意しました。
指先でひとつずつ触りながら、ピンとくる手ざわりを探していきます。
絵画のなかから、子ども学芸員たちが見つけてくれた手ざわりはこんな感じでした。
「全体的に細かいギザギザ」
「一部が盛り上がって、軽い感じ」
「固い感じ」
「つるザラ」
「少しキラキラ」
「網状になっていた」
「絵が浮いてぼやけた感じ」
「こわれそうでこわれない感じ」
絵画は当然ながら見るものですが、画家たちが手や筆で、触ってつくったものでもあります。
視覚だけでなく、触覚を働かせながら見ることで、絵画のいろいろな表情を発見できたでしょうか。
最後は、発見した手ざわりについて、緊張しながらもがんばって発表してくれました。
子ども学芸員の皆さん、おつかれさまでした!
そのほかの館でも、学芸員の仕事を体験したり、いろんな作品を見たり作ったりしましたよ。
新しい友達と出会い、協力しあった思い出はきっとずっと心に残ることと思います。
そのなかに、尾道の文化や風景、美術の楽しさ・面白さも、一緒に残ってくれたら嬉しいですね。
暑いなか、がんばってくれた子ども達と尾道市立大学のサポータースタッフのみなさん、
送り出してくださった保護者の方、応援してくださった方々、どうもありがとうございました!
この旅の成果を発表する展覧会も開催します。
『子ども学芸員の旅 作品展』 9月2日(土)〜10日(日)
開館時間:午前9時〜午後5時(最終日は午後4時まで)
会場:尾道市民センターむかいしま(こころ) 1階ロビー
広島県尾道市向島町5531−1
https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/map/m336.html
会期中無休・入場無料です。
子ども学芸員たちの作品や思い出を通して、尾道とアートの魅力に出会ってみませんか。
ぜひお気軽に足をお運びください。