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ワークショップ「初夏の色紙づくり」を開催しました
更新日:2018年6月23日(土)
尾道も雨が降り続き、梅雨らしくなりました。
先日開催したワークショップ「初夏の色紙つくり」の様子をお届けいたします。

今回展示している作品の中に、
絵具を塗った後に引っ掻いたりぬぐったりして描かれている作品があります。
ワークショップでは、
絵具とメディウムを混ぜて紙に色を塗り、
割りばしやスプ―ン、定規等を使ってひっかいて模様を施しました。

まずは、画用紙にまんべんなく絵具を塗ります。

絵具を2色にしたり

あらかじめ違う色を塗っておくというアイデアも。
こうすることで、あとで絵具をひっかいたときに、紙そのものの色ではなく一層目に塗った色が顔をだします。

次に、絵具を削って模様を描きます。

様々な道具を使いました。

これはケーキのデコレーションに使うヘラ。
しましま模様を引くことが出来ます。

なんだか違うなあ、とおもっても
もう一度筆で塗りつぶしてやり直すことが出来ます。
しばらくやり取りして、勢いよく「これでおしまい!」という感覚を楽しみます。

完成したらドライヤーで乾かして…

最終的にこのようなパネルに仕立てました。
黄色と、引っ掻いたことで現れたピンク色の質感の対比が面白いです。

パッと目を引くレモン色。

海?船?
想像力をかきたてます。
ピンクのぐねぐねの線が軽やかです。

柄の一部分を切り取ると印象が変わります。

線を重ねて描かれたシンプルな作品ですが
風景のようにも見えます。

このほかにも、たくさんの色紙を作りました。

梅雨の合間、絵具をのびのび使って楽しい時間となりました。
参加者の皆さん、ありがとうございました!