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夏ですね
更新日:2009年8月13日(木)
さきほどお天気雨が降っていたので、いそいそとカメラを取り出し、お庭を撮影してみました。
↑ 暑さと湿気でカメラのレンズが一瞬にして曇っています。(館内は寒いくらい空調が効いているので)
どこから雨で、どこから空気か分からないくらいの湿度です。
実は先頃、独立行政法人国立文化財機構 木川りか先生による
「文化財の生物被害防止対策について」の研修会に参加しました。
美術品を食べる虫や、カビについての勉強です。
そして、作品を守っていくためには、大規模な燻蒸(=薬剤の煙で殺虫すること)なんてできないよーと嘆くよりも、
まずは日頃の掃除、温湿度管理、目で見てチェック!
そういった意識や気配りが一番重要だと、認識を新たにしたばかりなのです。
こんな日はいくら空調を効かせていても、展示室や収蔵庫の湿度はいつもより高くなってしまいます。
多湿は、カビの原因 = 美術館にとっては敵!!
しかし、苔は喜んでいるようです・・・。
この時期の緑は元気いっぱいで、本当にきれいです。
レストランのお客様も、美術館へ来館された方も、このお庭を自由に散策することができます。
作品の余韻と共に、ぜひお庭でリフレッシュしてみて下さい。
(出口が少し分かりにくいかもしれませんので、スタッフにお気軽にお尋ね下さい。)