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クリスマスミュージアムコンサート 『チェンバロとコントラバスで奏でる』 を開催しました
更新日:2018年12月28日(金)
みなさん、クリスマスはいかがお過ごしだったでしょうか。
なかた美術館ではクリスマス前の日曜日に、
ミュージアムコンサート『チェンバロとコントラバスで奏でる -重低音の魅力-』を開催しました。
チェンバロは小田郁枝さん、コントラバスは原田一平さんによる演奏です。
コントラバスとの共演は当館では初めて。やっぱりすごく大きくて、存在感たっぷりです!
ヴァイオリンやチェロとよく似ていますが、直接の先祖はヴィオラ・ダ・ガンバと同属であるヴィオローネで、調弦や弓の持ち方などが異なっているのだそうです。
今回のプログラムでは、本格的なコントラバスソナタからおなじみのクリスマス・キャロルまでお届けしました。
コントラバスはオーケストラの伴奏といったイメージもあるかもしれませんが、楽曲によって繊細さ、力強さ、悲しげな音色から温かい音色まで、多彩な表情や新たな魅力を感じられる演奏でした。
大変よく響く楽器でもあり、前方のお客様は床から振動が伝わるほどだったのではないでしょうか。
すっぽりと包み込まれるような安心感のある重低音と、チェンバロの華やかできらきらと澄んだ音色が一緒に響いて、寒い冬のクリスマスの空気にぴったりの雰囲気でした。
ご出演のお二人、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
恒例になっているこのチェンバロミュージアムコンサートは、来年も4月から定期的に開催する予定です。
またどうぞよろしくお願いいたします。