スタッフブログnakata Labs なかたラボ
ワークショップ「春の標本作り」を開催しました
更新日:2019年5月30日(木)
梅雨を通り越して夏が来たような暑さです。
先月開催したワークショップ「春の標本作り」の様子を報告いたします。
昨年も開催したガーデントーク。
植物の先生をお招きしてのレクチャーです。
今回は特別編として、植物の標本のつくり方を教えていただきました。
今回作ったのは、講師の濱田先生が手に持っていらっしゃるような「押し葉標本」。
押し花、私も小さい頃に分厚い漫画本に挟んで作っていましたが、
今回は押し花を研究材料として残すときのテクニックを教えていただきました。
まずは庭を散策して、気に入った植物を採取します。
裏山にも登ると、さらにいろんな種類の植物に出会えました。
「雑草」とひとくくりにしてしまう小さい植物も
よく見ると色んな形があり、おもしろいですね。
普段は気づいていなかった植物を色々見つけることが出来ました。
採取した植物は根を洗ってきれいにします。
その後、新聞紙と板を使って丁寧に挟んで、紐をぐるぐる巻きにして圧をかけます。
10日間、吸水用の新聞紙を毎日取り換えることが、綺麗な色を保つ方法だそう。。。!
あれから一カ月近く。
スタッフが作った標本がこちらです!
途中、忙しさにかまけて、新聞の交換を忘れた時も・・・
それでも何とか出来上がりました!
葉の色がもう少し鮮やかになったかもなあ、と反省しつつ、
台紙に張ってラベルをつけると、植物の形の綺麗さが際立ちます。
図鑑にしてもいいし、額に入れるのも良いかもしれません。
自宅の庭や、道ばた、旅先などで、ちょこちょこ押し葉標本を集めていくと楽しいですね。
参加者の皆さん、濱田先生、暑い中ありがとうございました。