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夏休み子ども絵画教室「ペインターになろう!」後編
更新日:2021年8月18日(水)
こんにちは!
先日開催した夏休み子どもワークショップ「ペインターになろう!」の後編をお伝えします。
各地で大雨が続いていて心配ですね。
ちょうどこの日は雨も上がり、子どもたちも元気に美術館にやってきてくれました!
今回は出品作家である古武家賢太郎さんの作品に注目して絵を描きます。
古武家さんの作品は、板に色鉛筆を使って描かれています。
色も鮮やかで、描いてあるモチーフも人や花、風景など親しみやすいものが描かれて、
一見すると明るい印象の作品ですが
よく見ると、人々の内面を映し出そうとする古武家さんの冷静な目が見て取れます。
まずは古武家さんの絵の登場人物の「顔」に注目。
目が5つあったり、鼻や口が2つあったり少し不思議な顔立ち。
表情もどこか遠くを見つめているようで、どんなことを考えているのか掴むことができません。
子どもたちからは「ちょっとこわい」という意見も出てきました。


どうしてちょっとこわいと思うのだろうか、どうして目をたくさん描くのだろうか。
作家の気持ちを想像しながら、木片をつなぎ合わせてちょっと不思議な顔を作りました。
つぎはぎに広がっていく作品。
おもしろいものができそうな予感。
そして完成した作品がこちらです!
色も鮮やかで、古武家さんの作品の特徴を捉えています。
目がたくさん並んでいます。
木片の形を生かした作品です。
夢中に作っていると、どんどん大きくなってこんなサイズになりました!
作品や木そのものの形からインスピレーションを受けて、みんな夢中になって作品を作っていました。
一体何ができるんだろうと、私たちもワクワクしながら見ていました。
参加者の皆さん、ありがとうございました!