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チェンバロミュージアムコンサート「響けトランペット」を開催しました
更新日:2025年7月31日(木)
7/27(日)に夏のミュージアムコンサートを開催しました。
いつも行っている定例のコンサートですが、
今回は森麻美さんのトランペットと、小田郁枝さんのチェンバロの共演です。
シャルパンティエの「テ・デウム・プレリュード」は開幕にふさわしい高らかな一曲。
トランペットとチェンバロの音色で会場の空気が高まります。
明るく華やかな「トランペット・ヴォランタリー」は結婚式でもよく演奏される曲です。
曲名の通り、トランペットがひときわ輝く楽曲です。王室の結婚式でも使われたこの曲は、荘厳な雰囲気も感じられます。
開演中には、森さんがトランペットの歴史や種類についても解説してくださいました。
トランペットの原型となったのは角笛で、その歴史は紀元前までさかのぼることができます。
元は戦いや狩りの合図として鳴らされていたそうです。
森さんがお持ちの「ピッコロ・トランペット」は小さなサイズのいわばミニトランペットのような大きさで、
こちらは他の種類よりも高い音が出るようです。
シンプルな形の「ナチュラル・トランペット」、ドイツやオーストリアなどでよく使われる「ロータリー・トランペット」など、
トランペットについてのさまざまなことを教えてくださいました。
小田さんのチェンバロソロで演奏された、マルティーニの「愛のよろこび」は明るい長調の楽曲です。
しかし、この曲の歌詞は「愛の喜びはたった一瞬、愛の悲しみは一生」と少々苦いものでもあります。
元気なトランペットの音色から一転、しっとりとした雰囲気に包まれました。
ヘンデルの「組曲 ニ長調」はさまざまな舞曲を組み合わせて構成されています。
かろやかだったり、楽しげだったり、ちょっとたどたどしかったり……さまざまな表情を見せてくれる愉快な曲を、
トランペットとチェンバロで演奏してくださいました。
アンコールには「見上げてごらん夜の星を」が演奏され、トランペットとチェンバロのおだやかなアンサンブルに、
会場は夢見ごこちのような雰囲気でした。
管楽器といえば!な曲が最後を飾り、ご来場の皆さまから大きな拍手がおくられました。
暑さを吹き飛ばすような、高らかなトランペットの音色が響きわたるコンサートでした。
ご来場いただいた皆さま、ご出演いただいたお二方、どうもありがとうございました!
次回は10月26日(日)「響き合う歌とチェンバロ ~音で描く情景~」
6月のコンサートにも出演された松江保乃さんの歌と、チェンバロの共演です。
ぜひ「音楽の秋」を堪能してください!皆さまのご参加をお待ちしています。