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チェンバロミュージアムコンサート 「輝きのしらべ」
更新日:2014年9月19日(金)
こんにちは。
尾道はだいぶ涼しくなり、美術館裏の庭園も、日に日に秋らしくなっています。
さて、美術館では先月の終わりに、チェンバロミュージアム コンサート「輝きのしらべ」を開催しました。
フルートとチェンバロのアンサンブルを、川本真利江さんと小田郁枝さんの演奏で。
耳慣れたゴセックのガヴォットに始まり、G.マリの金婚式といった舞曲やオペラの曲、
やさしいメロディーのハンブルガーソナタなど多彩なプログラムでした。
今はフルートというと金属製の横笛として知られていますが、
チェンバロが活躍していたバロック時代には、笛全般を指していたそうです。
中でも一般的だったのはリコーダーに似た縦型だったのだそうです。
いまでも優しい音色のフルートは、チェンバロと相性ぴったり。
やわらかなフルートの音色に、凜としたチェンバロの音色が組み合わさって、
華やかなしらべが響きます。
バッハ親子の管弦楽組曲や、フルートソナタなど複雑な楽曲も熱演!
フルートの川本さんは演奏もさることながらトークも軽妙で、会場は大盛り上がりでした。
みなさま、お楽しみいただけたでしょうか。
多数のご観覧、どうもありがとうございました!
次回の開催日は、いつもの偶数月でなくちょっと変則的になりますので、ご注意下さい。
東京から演奏者を招いてスペシャルな構成で行います。
どうぞご期待下さい!