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ミュージアムコンサート『ようこそグリムの森へ』
更新日:2015年12月27日(日)
こんにちは。今日は年内最後の開館です。
遅ればせながら、先日開催したミュージアムコンサート
『ようこそグリムの森へ』の様子をご紹介します。
クリスマスにあわせた物語と音楽のイベントでした。
日頃は“読み語り”のボランティアグループ「おのみち学校で本を読む会ルピナス」 として活動している
石崎幸枝さんと浅田恵理さんのユニット「ボンソワール」をお招きしました。
まずはチェンバロのソロ、スカルラッティの『ソナタL.23 ホ長調』から。
音色がきらきらと輝いて、一気にクリスマス気分に。
そしてお話は『ブレーメンの音楽隊』
ストーリー・テリングという、お話をまるごと覚えて、語りかけるようなスタイルです。
こちらに向かって、お一人で何役も演じながら語る様子は、まるで落語や演劇のよう。
つづいては、絵本をつかった読み語りで『小人のくつや』
場面の展開にあわせて、チェンバロがリズムよく音を奏でて、物語を盛り上げます。
おなじみの物語ですが、いろいろと思い出しながら、なつかしく聞きました。
最後は「熊皮服の男」
わたしは今回のイベントで初めて知ったのですが、
悪魔と取引をする男の、ちょっと大人向けの怖いお話です。
石崎さんの語りは真に迫っていて、最後にはぞぞぞーっとさせられました。
いつにもまして、想像が広がり、いっとき師走の慌ただしさを忘れる時間でした。
みなさまも愉しんでいただけたでしょうか。
どうもありがとうございました!
次回は 4/24(日)『花の舞い ヴァイオリンとチェンバロ』
『ラ・フォリア』など、情熱的な舞曲をお届けします。
さて、2015年も残りわずか。
明日から12/28(月)〜1/4(月)年末年始休館となり、
2016年は1月5日(火)から開館致します。
今年もたくさんの方にご来館いただき、イベントやコンサートなどにもご参加いただきました。