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ミュージアムコンサート「2台のチェンバロでメリークリスマス」
更新日:2017年12月26日(火)
先週末のクリスマスイブの日に、ミュージアムコンサート「2台のチェンバロでメリークリスマス」を開催しました。
浦川律子さんと小田郁枝さんお二人で、小型チェンバロのイタリアンヴァージナルと、当館所蔵のフレミッシュタイプ、2台のチェンバロによるアンサンブルをお届けしました。
長い弦の端を弾くフレミッシュタイプは、しっとりした響きの音色になり、フランスの楽曲の雰囲気がよく合います。
イタリアンヴァージナルは鍵盤に対して弦を垂直に張って、その中心を弾くため、音がクリアで明るい曲にぴったり。
それぞれの音色でバッハやクープラン、ベームらの楽曲をお送りしました。
どこか懐かしさを感じるバロックの旋律に、心がほっと温まります。
音楽にあわせて、クリスマスの物語の読み語りも行われました。
最後は『牧人ひつじを』『いざうたえ』『あら野のはてに』など、クリスマスキャロルのメドレーで締めくくり。
2台のチェンバロによるキラキラ輝くような音で、クリスマスらしい特別な時間になりました。
2007年秋に、当館がチェンバロを所蔵してから今年で10年でした。
これまでミュージアムコンサートにご来場いただいた皆様、お世話になった皆様、
ご出演いただいた方々に、改めて御礼申し上げます。
来年も、定期的にミュージアムコンサートを開催していく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。