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チェンバロミュージアムコンサート「ばらの花より甘く」を開催しました。
更新日:2019年5月2日(木)
暑いくらいの陽気の日曜日、チェンバロミュージアムコンサート『ばらの花よりも甘く』を開催しました。
チェンバロと、2本のヴァイオリンというとても贅沢なアンサンブルです。
ヴァイオリンは尾奏子さんと長谷川恭子さん、チェンバロを小田郁枝さんによる演奏です。
耳馴染みのあるメンデルスゾーン《歌の翼に》から始まり、タイトルにも引用した
パーセルの《ばらの花よりも甘く》はドラマチックに、まさに花が香り立つような印象。
そのほかにも、F.クープランの《葦》、《百合の花ひらく》ドラヴィーニュの《ばら》、《三色スミレ》など、
展覧会『花ある絵画』のテーマにあわせ、植物を題材にした曲をたくさん盛り込んでいただきました。
透明感にあふれ、のびやかなヴァイオリンの音色と、チェンバロの鈴を鳴らすような音色は相性もぴったりです。
そしてバッハの《2本のヴァイオリンのための協奏曲》ではダイナミックに音が織り上げられ、圧巻でした。
そのほかリズミカルな舞曲や、古典的な組曲まで幅広いプログラムで、とても華やかな音楽の時間となりました。
出演の御三方、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
次回は 6月23日(日)『ソプラノとチェンバロで奏でる 星めぐりの歌』
当館では久しぶりとなる、歌のコンサートです。
季節の歌や懐かしい童謡などをお届けいたします。どうぞお楽しみに。