スタッフブログnakata Labs なかたラボ
ワークショップ「春のモビール」を開催しました
更新日:2020年3月25日(水)
こんにちは!
美術館の向かいの桜並木は、つぼみが少しずつ膨らんでいます。
暖かくなって植物が生き生きとしてくる季節、
先日は植物を使ってモビールを作りました。
モビールは動く彫刻とも呼ばれ、今はインテリアとして親しまれています。
モチーフ同士が吊りあいながらゆーらり揺れる姿は、ずっと眺めていられますね。
まずはバラを描いた作品を観察。
同じバラと言っても花びらや茎には微妙な違いがあります。
今回使う材料はほとんどが植物。
かすみ草やアカシアなどの繊細なドライフラワー、
面白い切り口の乾燥した果物、
柳の枝やユーカリの葉っぱなどを使いました。
まずは使いたい植物を選びます。
さて、どんなモビールが出来上がるのでしょうか。
柳の枝をくるくると輪っかにまとめるだけで・・・
素敵なモチーフに早変わり。
柳の綺麗なみどり色や新芽のポツポツした部分が活かされています。
枝を組み合わせてこんな立体も作れます。
植物同士を組み合わせて、
謎の生き物?のような形にも!
枝はこんなふうにカラーゴムで縛って形を作りました。
針金よりも扱いやすいので、
小さなお子さんでもチャレンジすることができます。
四角にしたり、星にしたり・・・
針金や綿をビーズのように針金に通したり、
皆さんの発想がとても面白かったです。

さてさて
出来上がったモビールはこちらです!

まる、三角、四角といろんな形がゆらゆら揺れて楽しい空間になりました。



光を受けて透き通ったオレンジが綺麗です。
窓辺に似合いそうなモビール。

枝の伸び伸びした動きがそのまま生かされています。

見れば見るほど、植物の色や形は興味深いです。
そこに皆さんのアイデアが加わって、
じっくり観察したくなるモビールがたくさんできました。

参加者の皆さん、ありがとうございました!