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ミュージアムコンサート「音楽に夢をのせて ヴァイオリンとチェンバロ」を開催しました
更新日:2021年12月26日(日)
12月19日に、ミュージアムコンサート『音楽に夢をのせて ヴァイオリンとチェンバロ』を開催しました。今回は、小田郁枝さんのチェンバロ演奏に加えて、上土居宏予さんのヴァイオリン演奏も行われました。
ヴィヴァルディの「四季」より「冬」の第2楽章など、この季節ならではの楽曲も演奏していただきました。「冬」は、有名な「春」よりも静かで落ち着きのある旋律ですが、寂しさなどはなく、冬のあたたかい部屋の中にいるようなぬくもりを感じられる楽曲でした。
バッハの「無伴奏パルティータNo.3より ガヴォットとロンド」は、華やかで楽しげな曲調でした。聴いていると気持ちが明るくなるような曲ですが実は、上土居さんが尾道やなかた美術館のことをイメージしながら選んでくださった曲だそうです。素敵な楽曲を選んでいただき嬉しい気持ちでいっぱいです。
ラモーの「めんどり」は、チェンバロの音色で文字通りめんどりの鳴き声が再現されていて、一風変わった面白い曲です。小田さんがこの曲を選んでくださった理由は、次に演奏されるビーバーの「描写的なヴァイオリン・ソナタ イ長調」にありました。
なんと、この曲も動物の鳴き声を楽器で再現していて、しかも、かっこうや蛙、めんどり、おんどり、うずら、猫と、実にたくさんの動物が登場します!
チェンバロとヴァイオリン、それぞれの楽器でさまざまな動物の鳴き声を響かせてくださいました。
アンコールでは、クリスマスに近い時期ということで「きよしこの夜」が演奏されました。音楽の素敵な贈り物をいただきました。
年内のコンサートは今回が最後でした。
ご来場いただいた皆様、出演者のお二方、ありがとうございました!
なかた美術館では皆様に心休まるひとときをご提供できるよう努めてまいります。
ご来館の皆様へは以下のことをお願いしております。併せて<ご来館のみなさまへのお願い>もご確認ください。
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次回のコンサートについては決まり次第、このブログやチラシ等でお知らせします。
来年もどうぞよろしくお願い致します。