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ワークショップ「透明な絵を描こう」を開催しました
更新日:2024年4月28日(日)
現在開催中の展覧会では、フランスの画家ポール・アイズピリの作品をご覧いただけます。
アイズピリの作品は、鮮やかな色彩と軽やかな筆致が特徴です。
3月に開催したワークショップ「透明な絵を描こう」では、そんなアイズピリの作品に注目しました。
まずはじめは作品鑑賞。
透明なスケッチブックとマーカーを使って一部分を模写をしました。
まるでマーカーペンで描いたようなアイズピリの油絵に似せて、のびやかに模写ができました。
そして今回の「キャンバス」は、額縁を細工して作った透明な板。
そこにマーカーペン、カラーセロハン、シールやテープを使って絵を描きました。
白い紙やキャンバスに絵を描く場合は、さて何を描こうかと悩んでしまうものですが
不思議と透明なものに描くのはそれほど躊躇せず絵が描けるのです。
シールをペタペタ、ペンでグルグル・・・
カラーセロハンを使うと透明な色の重なりによって、意図しなかった色が生まれます。
それらも表現のヒントになりそうですね!
そして、出来上がった作品がこちらです!
左の青色が海、右側の黄色が陸地のイメージだそうで
波打ち際のフォルムが自然に切り取られています。
木や海藻、よくみると海の生き物も描かれていますね。
眩しい太陽も透明感のある素材で更にキラキラして見えます。
マーカーのグルグルしたタッチやカラフルな模様が楽しい作品です。
丸いシールも生かされていますね
水辺の生き物たち。
アイズピリの絵にたびたび登場する鳥を見て描きました。
アイズピリもびっくりの、素敵な作品が仕上がりました!
参加者の皆さん、ありがとうございました。