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「アイズピリをめぐる人々 第二章:交流のなかで花開いた、晩年の世界」が始まりました
更新日:2026年9月26日(土)
9月から、新しい企画展「アイズピリをめぐる人々 第二章:交流のなかで花開いた、晩年の世界」がスタートしました。

画家ポール・アイズピリ(1919-2016)の画業を、彼をとりまく“人”との関わりに焦点を当ててご紹介する企画展です。
8月末までの第一章では、初期から中期にかけての作品を中心に、その歩みに寄り添った画廊との関係資料を含めて展示いたしました。
続く第二章となる本展は、後半生の作品を中心に、コレクターに送られた手紙などの資料をあわせてご覧いただけます。

大きな見どころは、今回にあわせて特別にご出品いただいた最晩年の作品群です。
当館のコレクションにない2010年代の作品も含めて、22点が一堂に会しています。
アイズピリは80歳を過ぎる頃から、一層明るい色彩とタッチを用いて、
それまで描いてこなかった想像上のイメージも描くようになりました。
慣れ親しんだパリの街並みや花の静物画に、空を飛ぶ自転車や魚、
物語を感じさせるような不思議ないきものたちが加わり、画面を彩っています。

またヴェネツィアのカーニバルやバスク地方の祭りを描いた作品からは、
道化師、演劇、人形、仮面といった非日常的なものへの一貫した関心や、
両親から受け継いだ文化的なルーツもたどることができます。
そしてサンセバスチャンやアムステルダムなど、水辺の街を描いた風景画に見られるような、
多彩なブルーのハーモニーも、多くの人に愛されている魅力のひとつかと思います。

このほかコレクションから、アイズピリの長男で画家のジル・ゴリチの作品を展示しています。
父アイズピリと共通する装飾性や、ゴリチ特有の繊細な筆さばきなど、
それぞれ見比べていただくと、よくお分かりいただけるのではないでしょうか。

そして同じく具象画家としてパリで活躍しているピエール・クリスタンや、
アイズピリを含めた、国内外の画家たちによる尾道の風景画コレクションも、久しぶりにまとめてご覧いただけます。

尾道ゆかりの画家・小林和作の記念室も、季節にあわせて展示替えいたしました。
色とりどりの紅葉や里山、小さな漁港などを情緒豊かに描いた作品と共に、画家が使っていた画材などを展示しています。
秋のひとときを、美術館でゆっくりとお過ごしいただければ嬉しいです。

会期中はnakata Labs(なかたラボ)のプログラムも多数企画していますので、
ぜひご関心、ご都合にあわせてご参加ください。
詳細は 展覧会のページ もしくは イベントのページ でご覧いただけます。
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「アイズピリをめぐる人々 第二章:交流のなかで花開いた、晩年の世界」
会期 = 9月12日[土] 〜 2027年8月30日[日]
休館日 = 月曜日(祝日の場合は翌平日、年末年始12/28〜1/4)
開館時間 = 午前9時〜午後5時30分(入館は30分前まで)
観覧料 =
一般:800円
団体(20名以上)・前売り・障害者割引:500円
学生:300円
小学生以下、尾道市内の学生無料
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