スタッフブログ子どもと美術館
「子ども学芸員の旅2010」 報告 その4
更新日:2010年8月13日(金)
はやいもので、もうお盆ですが、子ども学芸員の旅、報告シリーズその4です。
今日は、御調の圓鍔勝三彫刻美術館での「マイカップづくり」をご紹介します。
ここでは「手びねり」という手法で、陶芸に挑戦。
陶芸作家の金野光賀先生が指導して下さいます。
やわらかな土に触れ、手で形を作っていくこと。
とてもシンプルなのに、なかなか思うようにいかない。 これはもう理屈抜きに夢中になってしまいます。
中には、昨年に続いて2回目の挑戦の子もいます。去年よりもっと上手にできたかな??
そして金野先生の、電動ろくろの演習では、その技に感動。
あっという間に美しい形ができあがる様は、まるで魔法のようで
子ども達はもちろん、スタッフの大人達からも、歓声が上がります。
あまりに無駄のないその動きは、簡単なように見えるのですが
子ども達が挑戦してみると、やっぱり難しいのでした・・・。
さて、ここまで出来上がったカップは、金野先生に託されます。
高台づくり → 素焼き → 釉がけ → 本焼き と工程を経て、素敵なカップに仕上げていただいて届きます。
もちろん、なかた美術館で開催する「子ども学芸員の旅 作品展」 で展示しますよ!
この日の夜は、ここからすぐ近くの 「天然温泉 尾道ふれあいの里」 宿泊。
旅のなかで「みんなとの夜更かし」が一番楽しかった!なんて言ってる子もいましたが・・・
初日から、すでに盛りだくさんですね。
まだまだ第二日目もあるのです。お楽しみに!!