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「コレクションにみる“静かなもの” × BOOKS / The Standstill of Painting」
更新日:2014年7月19日(土)
本日より「コレクションにみる“静かなもの” × BOOKS / The Standstill of Painting」
スタートしました。
なかた美術館で初めての、現代美術のグループ展であり、また
当館がこれまでコレクションしてきた近代絵画と、尾道に関わりを
持つ現代美術作家の作品を、一堂に展示するという試みです。
今回招いたのは
稲川 豊
村上友重
もうひとり(アーティスト・ユニット)
安田 暁の4組の作家。
それぞれ写真を媒体にした作品や、インスタレーションを通して、
私たちが日頃は見失っているものや、意識からこぼれおちている
ものを表そうとしています。
そんな彼らの作品とともに、当館のコレクションから選んだ風景画や
静物画を組み合わせて展示しました。
会場の様子を少しだけご紹介します。
コレクションを含めて計46点の作品を展示しています。
カミーユ・コローが風景を描いた時に近代絵画が誕生したとして、
これまで次々に新しい表現が生まれ、私たちの絵画を見る眼は
大きく変わってきました。
今一度、現代をともに生きる作家たちの眼を借りることで、近代絵画を
もっと丁寧に、私たちと地続きの表現として見ることができればと思っています。
そしてトークイベントも行います。
8月3日(日)14:00〜
「静かなものそして、見えない絵画 アーティスト・ミーティング」
参加アーティスト:稲川 豊、村上友重、安田暁、もうひとり(スカイプ中継予定)
聞き手:阿部純 (福山大学メディア情報文化学科講師)
津口在五 (AIR zine編集室)
定員:40名
対象:高校生以上
参加費:展覧会チケット
「文体練習」などでお招きした、阿部純さんと津口在五さんを聞き手に、
対話を中心にした濃いトークになると思います!
その他にも、ワークショップを多数開催しますので、詳しくは展覧会のページを
ご覧下さい。
ちょっと他では見られないような展示になっているのでは・・!と自負しております。
会期は10月19日(日)まで。ぜひご覧下さい。