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コレクションプラス『春の庭』が始まりました
更新日:2018年3月11日(日)
こんにちは。
すっかり季節は移り変わって、美術館でも新しい企画展コレクションプラス『春の庭』が始まっています。
今回は庭から広がるテーマとして『花開く個性』、『日本の草木』、『イメージと庭』、
『箱庭的景観』、『コレクションについて』、『春の景色』という6つの章から、様々な表現をご覧いただけます。
コレクションからは、主に20世紀の画家たちが描いた様々な花の作品や、自然を描いた風景画などを展示しています。
あわせて本展では現代美術の作家として、ベルリン在住のマルティナ・ディラ・ヴァッレ、
そして尾道在住の稲川豊と小野環の3作家に参加していただき、
都市の中の自然や、庭づくりと絵画の関係といった切り口から作品を紹介しています。
そのほか、もともと庭師を生業としていた画家アンドレ・ボーシャンの作品も2点、本展に特別出品いただいています。
近代から現代まで「庭」から広がる多彩な表現を集め、ご覧いただく方それぞれに、
楽しみ方が見つかる展示になっているのではないかと思います。
ぜひこの機会におでかけください。
また美術館の裏庭では、会期中の土・日・祝日のみ、茶室を公開しています。
こちらでは茶室内に設置した三桝正典の襖絵「枝垂梅」もあわせてご覧いただけます。
関連のワークショップやガーデントークも企画しています。
展覧会『春の庭』はもちろん、リアルな庭もあわせてお楽しみください。
コレクションプラス『春の庭』は6月3日(日)まで開催中です。