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ミュージアムコンサート&レクチャー「How to play the チェンバロ vol.6!!」を開催しました
更新日:2026年6月24日(水)
6月21日(日)にチェンバロミュージアムコンサートを開催しました。
今回は普通のコンサートとは一味ちがう、チェンバロ奏法のレクチャーを兼ねたもので、
最後に参加者の方それぞれにチェンバロを弾いていただきました。
演奏とレクチャーをしてくださったのは小田郁枝さんです。

チェンバロは16世紀のイタリアで作られたものが、最も古いものだと言われています。
チェンバロという呼び名はイタリア語のもので、英語ではハープシコード、フランス語ではクラヴサンと呼ばれます。
イタリアからヨーロッパ各地へ広まり、19世紀の初頭頃までは宮廷や貴族の館での演奏に必須の楽器として隆盛を誇っていました。
モーツァルトも幼いころ、家族とともに小さなチェンバロを持ち運んで色々なところで演奏したそうです。
1曲目はそんなモーツァルトの「メヌエット KV1」。チェンバロの軽やかな音色が響き渡ります。
形はグランドピアノによく似ていますが、その仕組みは全く異なります。
ピアノはハンマーで弦を叩いて音を出す打鍵楽器ですが、チェンバロは鍵盤を押すことでプレクトラムという小さな爪が弦をはじいて
音を出す撥弦(はつげん)楽器です。仕組みとしては、ギターやハープ、箏などに似ています。
弦をはじいていることを意識しながら、鍵盤のそばから優しく指を下ろして弾くことがコツのようです。
チェンバロにはピアノのようなペダルがなく、強弱も付けられないので、指の使い方を工夫する必要があります。
腕や手首に力を入れたりせず、指の動きで音を強調したり弱めたりします。
そのためには、指を鍵盤から離して一つ一つの音をはっきりと際立たせながら演奏することが重要です。
バッハの「インヴェンション No.1」はそれを意識して、小田さん曰く「滑舌よく喋るように」演奏してくださいました。
流れるような滑らかさだけでなく、はきはきとした音の切れ目も感じられて、強弱は付けられないはずのチェンバロで
きちんと音が強調されているように聞こえました。

最後に、参加者の方一人一人に、短くて簡単な曲のワンフレーズを弾いてみてもらいました。
はじめはたどたどしかった方も、何回か弾くうちにコツを掴んだり、なんとなく指の動かし方が身についたりしていたようです。
チェンバロの演奏では、奏者が独自にアレンジして楽譜に書かれていない音も入れるような、いわゆる「飾り」を付けて演奏します。
なんと、参加者の中で早速オリジナルの飾りをつけて演奏している方もいらっしゃいました!

ご参加くださった皆様、楽しく楽器に触れる機会を作ってくださった小田さん、どうもありがとうございました!

次回は7月26日(日)にチェンバロミュージアムコンサート
『笛の楽園 ‐チェンバロとリコーダーアンサンブルで広がる音色‐』を開催します。

暑い夏をさわやかにするような、軽やかなリコーダーとチェンバロの音色をお届けします。
ぜひご来場ください!