スタッフブログ展覧会
「奥山民枝と見る 第3回」を開催しました。
更新日:2010年5月3日(月)
会期中、 最後の「アーティストトーク 奥山民枝と見る」が無事終了しました。
今日はG.W.の中日でしたが、遠方からも多くの方にお越しいただきました。
科学が大好きな奥山さんらしく、4月7日に発表された「生物のアミノ酸は宇宙から来てる」というニュースの話から始まり、
宇宙の広がりから素粒子まで、奥山さんの世界観で、ダイナミックに、まるで旅をするようなトークでした。
来館者からの
「何を伝えようとしてこういう絵を描いているのですか」
「奥山さんが考える“いのち”とは?」
といった、ずば!っと本質に切り込むような質問に、奥山さんは自身の言葉でわかりやすく丁寧に答えてくれます。
奥山さんの言葉を聞いていると、作品の理解が深まる、という域を超えているように感じます。
「奥山民枝」そのものが、まるでひとつの作品のように、周りにエネルギーを与える存在感があるのです。
その人となりや考え方に触れることが、私にとってそうであるように、来館者のみなさまにとっても、忘れがたい体験になったのではないでしょうか。
(なかば自賛のようですが・・・)いいイベントだったと思います。
奥山さん、ご来館いただいたみなさま、どうもありがとうございました!