「子ども学芸員の旅2010」 報告 その6
更新日:2010年9月17日(金) 【子どもと美術館】
さて、「作品展」が好評開催中ですが、ぼちぼち「旅」の内容もおさらい報告していきます。
去る7月30日・旅の二日目、一行は因島の「本因坊秀策囲碁記念館」を後にし、
生口島の「耕三寺博物館」へと進みました!
ここのプログラムは「蓮華観賞と立入禁止ゾーン巡り」です。
普段は立ち入れない茶室「銀龍閣」や、補修作業中の「孝養門西翼廊」を見学しました。
作業に使う道具や、装飾の特徴など、学芸員さんの話を聞きながら「調査表」に書き込んでいきます。
茶室「銀龍閣」の天井の真ん中には、龍の絵が!
敷地内の「千仏洞地獄峡」という洞窟へも入りました。
中には、おどろおどろしい地獄の様子が展示されています。
とっても怖いはず・・・ですが、なんとも心地よい涼しさで、快適極まりない「地獄」でした。
そして境内で見頃を迎えている見事な蓮について色々教えてもらいましたよ。
蓮はキレイなだけでなく、不思議な性質が色々あります。
中でも驚くのは、ひとつひとつの「タネ」ごとにそれぞれ遺伝子が違っているということ!
新たな「タネ」から花が咲いたら、それでもう「新種」と言えるのだそうです。
なんとも不思議な植物ですね。
今年は、たくさん花が育ったので、子ども達が新しい品種に「命名」しちゃいました。
蓮は、しばしば女性に例えられたり、中国由来のため漢文っぽく「漢字三文字」の名前を付けられています。
子ども達も、班ごとにアイデアを練って、一生懸命考え中。。。色や形から連想する言葉を書き出していきます。
どんな名前になったでしょうか。。。??
決定したそれぞれの蓮の名前は、「作品展」でご紹介しています。
さて「耕三寺博物館」には、見どころが多く、かなり駆け足でのご紹介になってしまいました・・・。
また、今回の旅では見学しませんでしたが、耕三寺には「未来心の丘」という
巨大な大理石の野外彫刻庭園のゾーンもあります。
まさに、一日中たっぷりと楽しめる施設ですが、
一行はお向かいの「平山郁夫美術館」へと進むのでした・・・次回の報告をお楽しみに!
「子ども学芸員の旅 作品展」は、20日(月・敬老の日)まで開催中です!
「子ども学芸員の旅 作品展」スタートしました!
更新日:2010年9月11日(土) 【子どもと美術館】
いよいよ「子ども学芸員の旅 作品展」がスタートしました!
作品数にして250点以上!
陶芸からポストカード、草木染めまで、バラエティ豊かな作品群が展示されています。
子ども達の「作ること」を思い切り楽しむ素直なこころ。
そして、新鮮な目で世界をとらえる「わくわく」感が伝わってきます!
参加した「子ども学芸員」と、尾道大学美術学科の学生さん達が
500枚以上に及ぶ写真やイラストをかわいらしくコラージュしてくれました。
いつもの美術館とは違った、楽しくて可愛らしい展覧会になっています。
この展覧会は、「写真撮影OK」なので、カメラをお忘れなく!
第2展示室からは、小林和作が描いた秋の風景画、
梅原龍三郎や林武、香月泰男が「花」を描いた作品なども展示しています。
展示中のコレクションはこちらでチェックできます。
こちらも併せてお楽しみ下さいね。
子ども学芸員の旅 作品展もうすぐ始まります!
更新日:2010年9月9日(木) 【子どもと美術館】
「子ども学芸員の旅作品展」が、11日(土)から始まります。
今日はNHK広島の情報番組「ひろもり」さんに出演し、作品展のお知らせと、旅の取り組みについて、ご紹介させていただきました!
リハーサル風景です。
子ども達が、元気いっぱいに美術に触れる様子を、たっぷりお伝えできました。
美術館・文化施設がたくさんある「"絵のまち尾道”ならではの、おもしろい企画ですね。」と言っていただきましたよ。
さて、美術館のほうでは連日「作品展」の準備を頑張っています。
「子ども学芸員」たちがお手伝いしながら、尾道大学美術学科の大学生さんたちが主戦力となって、着々と進んでいます!
展示室の中には、長さ10mもある草木染めや、陶芸のマイカップなど、見応えのある作品が登場しますよ。
展覧会オープンまで、あと2日! お楽しみに!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。