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開館20周年記念? 『海から渡ってきたもの』
更新日:2017年6月13日(火)
こんにちは。美術館では新しい企画展 開館20周年記念? 『海から渡ってきたもの』 がオープンしています。
開館20周年を記念して、テーマ毎にコレクションをご紹介する展覧会の第二弾です。
様々な切り口で、“海から渡ってきたもの”について取り上げながら、日本近代の油彩画コレクションを中心に展示しています。
文明開化を機に、日本人画家たちはヨーロッパを中心とする西洋美術の表現や油彩という技術を取り入れ、積極的に学びました。
折しもヨーロッパにおいても、伝統的な表現にとどまらない印象派や後期印象派、キュビスムやフォービスといった多様な表現が花開いた時代でした。
そんな新しい時代に、あらゆる表現を学び、個性や自由を追求した画家たちが、日本における「洋画」というジャンルを築いてきました。
当時の若い画家たちが読んでいたであろう雑誌や、絵の具の素材などの資料もご紹介しています。
後半では尾道を訪れて風景画を描いたフランス人画家たちの作品などを展示しています。
色とりどりの画家たちの作品を通して、港町・尾道の風景を見つめてみてください。
会期中は様々なワークショップも企画しています。
twitter、展覧会のページなどでお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに。
開館20周年記念? 『海から渡ってきたもの』は、10月1日(日)まで開催しています。